「ファンタジーS・G3」(7日、阪神)
期待の良血馬が出世レースでスターダムにのし上がるか。母は13年
オークス、
秋華賞、
エリザベス女王杯を制した
メイショウマンボ。その一番子
メイショウイチヒメが、重賞で真価を試される。
母も担当した塩見助手は「いやあ、似ているところを探す方が難しいのよ」と笑うが、そのココロは扱いやすさ。「お嬢さんだね。母は気が悪くて難しかったけど、こっちは人を信用している」。調整もしやすいのだから、地力発揮の計算は立ちやすい。
「
小倉2歳Sも考えられていたんだけど、夏負けしたようで自重。でも、ここに向けては順調に来ました。
メイショウボーラー産駒らしくピリッとしていて調教はすごく動く。その通りなら走りそうだけど、それがどのレベルで、というのはまだ分からない。ここは試金石」。
母のように世代の頂点をうかがえる器なのかどうか-。ここでのパフォーマンスは要注目だ。
提供:デイリースポーツ