「
エリザベス女王杯・G1」(15日、阪神)
連覇を狙う
ラッキーライラックは4日、栗東CWで単走。5馬身ほど先行した僚馬
ダンスディライト(4歳3勝クラス)を目標にする形で脚をため、4コーナーで一気に内からかわす。最後まで楽な手応えで駆け抜け、6F84秒7-41秒1-11秒8をマークした。
見届けた松永幹師は「しっかりと追う予定だったし、時計も動きも良かったです。前走後はリフレッシュ放牧に出て、今は本当にいい状態です」と思い通りの動きに目を細める。
前走の
札幌記念は1番人気を背負ったが、最後の直線で伸びを欠いて3着。トレーナーは敗因について、「(前々走の)
宝塚記念の目に見えない疲れがあったかも。それに負ける時は自分から動くレースをして、伸び切れないケースが目立ちます。道中はじっくりと我慢させる方がいいと思う」と分析する。
巻き返しの舞台は、19年の京都から阪神に変わる。「
大阪杯で勝っているし、コースは気になりません。でも、できれば良馬場で戦いたい。力を出し切ってほしいですね」と巻き返しへ力を込めた。
提供:デイリースポーツ