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【アルゼンチン共和国杯予想】 危険な人気馬もいるので注意すべし! 厩舎データから弾き出した今週の注目馬は?/JRAレース展望

  • 2020年11月06日(金) 12時06分
 今年で58回目の開催となる伝統のハンデ戦。2008年の優勝馬スクリーンヒーローが同年のジャパンCを、2015年の優勝馬ゴールドアクターが同年の有馬記念を制すなど、このレースに出走していた馬が年末のビッグレースで大仕事を成し遂げた例は少なくありません。現役調教師の通算成績を見ると、藤沢和雄調教師が3勝、池江泰寿調教師、音無秀孝調教師、友道康夫調教師が2勝をマークしています。

 今年は、今年度JRAリーディング1位(着度数順・11月1日終了時点。以下同)、昨年度JRAリーディング2位の矢作芳人厩舎からタイセイトレイルが、今年度2位、昨年度14位の友道康夫厩舎からユーキャンスマイルが、今年度9位、昨年度6位の池江泰寿厩舎からアイスバブルサトノルークスが出走を予定しています。

 厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。

 今回は、ビッグレースで善戦してきたユーキャンスマイル、3歳馬のオーソリティ、前走の毎日王冠で3着に食い込んだサンレイポケットなどに注目が集まりそう。今回は特別登録を行った馬のなかから、サンレイポケットの評価および解説を公開します。

【注目馬評価】
■馬名:サンレイポケット
■調教師:高橋義忠
■想定騎手:荻野極
■間隔:4
■場所:▲
■条件:◎
■ローテ:×
■騎手:▲

※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。

【注目馬解説】
高橋義忠調教師は1-4週(中3週以内)のレースで複勝率23.7%、複勝回収値51円。サンレイポケット自身も、5週以上(中4週以上)の間隔でレースを使うようになってから戦績が安定してきた。微妙に短い4週(中3週)のローテ、そして700mの距離延長を考えると、注目を集めそうな今回は過信禁物と見るべきだろう。

記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。

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