今年は阪神で行われる秋の女王決定戦。人気はラッキーライラックに集まりそうだ。札幌記念・3着からの巻き返しなるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■11/15(日)　エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・阪神芝2200m)

　ラッキーライラック(牝5、栗東・松永幹夫厩舎)は昨年のエリザベス女王杯覇者で、GIはこれまで3勝。前走の札幌記念は伸び切れず3着に終わったが、巻き返しを狙い順調に調整されてきた。C.ルメール騎手との新コンビで連覇達成なるか。

　ノームコア(牝5、美浦・萩原清厩舎)は前走の札幌記念を差し切って快勝。昨年10月以来となる重賞4勝目を飾った。今回は2年ぶりの2200mがカギとなるが、前走内容からしてこなせて良いだろう。引き続き勝ち負けを期待したい。鞍上は横山典弘騎手。

　ラヴズオンリーユー(牝4、栗東・矢作芳人厩舎)は昨年のオークス馬。また、昨年のエリザベス女王杯で3着もしている。今年はドバイ遠征の疲れや道悪の影響などがあってか未勝利だが、続くM.デムーロ騎手とのコンビで巻き返しGI・2勝目を狙う。

　その他、前走のオールカマーで重賞初制覇を飾ったセンテリュオ(牝5、栗東・高野友和厩舎)、今年のローズSなど重賞2勝のリアアメリア(牝3、栗東・中内田充正厩舎)、府中牝馬Sを3馬身差で快勝したサラキア(牝5、栗東・池添学厩舎)、今年の秋華賞3着馬ソフトフルート(牝3、栗東・松田国英厩舎)、武豊騎手と初コンビのエスポワール(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。