米G1・4勝の
マキシマムセキュリティ(
Maximum Security、牡4、米・B.バ
ファート厩舎)が現役を引退、ケンタッキー州の
アシュフォード・スタッドで種牡馬入りすることが決まった。複数の海外
メディアが報じた。
マキシマムセキュリティは父
ニューイヤーズデイ、
母Lil Indy、その父
Anasheedという血統。米・J.サーヴィス厩舎から2018年12月に2歳でデビューし、そこから4連勝でG1・フロリダダービーを制覇。続くG1・
ケンタッキーダービーでは1位入線するも審議の結果他馬を妨害したとして17着に降着となった。2019年はフロリダダービーの他、ハスケル招待S、
シガーマイルHとG1を3勝し、この年のエクリプス賞
最優秀3歳牡馬を受賞した。
2020年は高額賞金レース・サウジCで始動し初代王者に輝いたが、その後サーヴィス師がドーピング容疑で訴追され(これによりサウジCの賞金の支払いも保留されている)、バ
ファート厩舎に転厩。8月のパシフィッククラシックSでG1・4勝目を挙げた。7日のG1・ブ
リーダーズCクラシックで5着となり、これがラストランとなった。