「
エリザベス女王杯・G1」(15日、阪神)
札幌記念を快勝した
ノームコアが元気いっぱいだ。最終追い切りは11日、美浦Wでの単走追い。折り合いに不安を見せることなく、軽快にピッチを上げていくと、最後の直線も馬なりのままで5F65秒9-37秒2-12秒6をマークした。約3カ月ぶりのレースとなるが、気力・体力面での充実ぶりを印象づける走りだった。
前走の
札幌記念では、
大阪杯を制した
ラッキーライラックをゴール前で一気に差し切る好内容。萩原師は「きれいなレースができた」と高く評価する。
エリザベス女王杯は3歳時の18年に出走し、勝った
リスグラシューから0秒6差の5着。今年は阪神開催で初コースとなるが、トレーナーは「どこでも走ってくれるはず」と不安材料には捉えていない。
「
札幌記念を勝たせてもらってから、
エリザベス女王杯を使わせてもらおうと思っていた。また、あのパフォーマンスをもう一度という思いでやってきた」と指揮官。2度目のG1制覇で、この馬の底力をアピールする。
提供:デイリースポーツ