「
エリザベス女王杯・G1」(15日、阪神)
府中牝馬S5着からの参戦となる
ラヴズオンリーユーが11日、栗東坂路を滑らかに加速して真っすぐに駆け上がった。4F55秒9-39秒5-11秒9。ラスト2Fでギアを変え、12秒9-11秒9という加速ラップで締めた。矢作師は「先週はCWで負荷をかけることができたので、ラストだけ伸ばしました。少し前半が遅過ぎた面はありますが、馬場が良かったですし、やればこれぐらい動く馬ですからね」と満足げだった。
春はドバイに遠征しながら、コ
ロナ禍でレースが中止に。その後は体調が整わず、状態がなかなか上がってこなかった。指揮官は「前走は春に比べて、随分体調が上がっていると感じていたので、正直もう少し走れると思っていました。道悪が敗因の主な部分かと思っています」と理由を挙げ、「順調さを欠くことが多い馬なので、順調に来ることができたのは何よりです」と前を向いた。
「一番良かった
オークスを100点とすると85点から90点に上げてくることができたので、残り3日で少しでも上げられるように努力したい」とトレーナーは貪欲に上積みを狙う。「体調だけですね。ベストのパフォーマンスを出せれば、好勝負になると思います」。19年3着の悔しさをきっと晴らす。
提供:デイリースポーツ