11日、
川崎競馬場で行われた第31回
ロジータ記念(3歳・牝・重賞・ダ2100m・1着賞金2200万円)は、好位でレースを進めた
森泰斗騎手騎乗の2番人気
ルイドフィーネ(牝3、川崎・
内田勝義厩舎)が、最後の直線に入って抜け出し、2番手追走から食い下がった1番人気
アクアリーブル(牝3、船橋・
米谷康秀厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分18秒2(良)。
【
森泰斗騎手】
「春は悔しい思いをした馬で、何とか一つ取らせたいんだということで託された手綱でしたので、勝ってホッとしています。相手はあれ(
アクアリーブル)だけだと思って、マンマークで行きました。
(直線は)手応えがありましたし、追えば伸びそうな雰囲気でした。今日このように2冠馬を負かして強い競馬を見せてくれましたし、すごく乗りやすくてセンスの良い馬なので、これからも牝馬路線を賑わしていってくれると思います。
2冠馬を応援されていた方も大勢いらっしゃると思うので、申し訳ない気持ちと、勝って嬉しい気持ちとで複雑です」
【
内田勝義調教師】
「ずっと歯痒い競馬が続いていたので、応援して頂いているのに申し訳なくて。ここで1つ重賞を勝たせて頂いて、コ
ロナ禍の中ですが、応援して頂いている中で勝てて、本当に嬉しく思っています。
初コンビの森騎手にはお任せでした。矢野君の馬も強いので、一回も負かしていなかったので、何とかここで一矢報いたいなというのがありましたが、ゴールしたときは本当に良かったなと思いました。
次走については、オーナーさんとの相談とレース後の様子を見てからということになると思います。古馬の牝馬(路線)に入っても、レースの上手い馬なので、どんなレースもできると思いますので、これから考えていきたいと思います」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)