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ジャパンC・G1」(29日、東京)
12日に現役最強馬
アーモンドアイの参戦表明を受け、無敗クラシック三冠馬
コントレイル、同じく無敗三冠牝馬
デアリングタクトの両陣営も歓迎ムードだ。この日帰厩した
コントレイルの矢作師は対戦を待ち望んでおり、
デアリングタクトの杉山晴師も世代交代へ意欲を見せていた。
デアリングタクトの杉山晴師は、競馬ファン以上に胸躍らせている。「最初で最後の対戦?そうですね。現役最強馬にチャレンジできる。自分の中では夢のようです」と話した。
それでも、決して浮き足立つことはない。「出るからには勝つつもりで挑みたいと思います」と“世代交代”を描く。「何より、
デアリング自身がしっかり競馬できるように心掛けたい。一日一日、丁寧に調整することに変わりはありません」と力強くうなずいた。
11日は栗東坂路を馬なりで4F55秒6-13秒1。
秋華賞後の初時計をマークした。調整は順調に進んでいる。「日曜も同じように体を動かす予定。来週の1週前追い切りに備えたい」。史上初の無敗の三冠牝馬が、最高の状態で歴史に残る一戦での頂点を目指す。
提供:デイリースポーツ