15日、阪神競馬場で行われた
エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、中団でレースを進めた
C.ルメール騎手騎乗の1番人気
ラッキーライラック(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)が、早め進出から直線で抜け出し、大外から追い上げてきた5番人気
サラキア(牝5、栗東・
池添学厩舎)にクビ差をつけ優勝した。
【豆知識】
◆
JRAGIの1番人気5連勝は初。
スプリンターズSの
グランアレグリアから、
秋華賞の
デアリングタクト、
菊花賞の
コントレイル、
天皇賞・秋の
アーモンドアイと連勝中。
◆
JRAGIの1番人気は今年12勝目(12-3-1-2)で、年間最多勝記録を更新。今年の
JRAGIは18Rが終了。従来の最多勝は1994年(16R)、2010年(24R)、2017年(26R)の11勝。
◆
ラッキーライラックの阪神GI・3勝は史上初。2017年の阪神JF、今年の
大阪杯に続いての勝利。
◆
C.ルメール騎手は
JRAGI通算33勝目。
M.デムーロ騎手を抜いて単独2位に。1位は
武豊騎手の77勝。
◆馬主のサンデーレーシングは今年
JRAGI・6勝目。2009・2011・2012年と並ぶ自身の年間最多勝タイ。
◆勝ちタイム2分10秒3(良)は、2001年
トゥザヴィクトリーのレースレコードより0秒9速い時計。阪神芝2200mのコースレコードは2011年
宝塚記念(
アーネストリー)の2分10秒1。
※データは注記のあるものを除き1986年以降。