ここまで10戦、すべて外国人ジョッキーが跨ってきた
サートゥルナーリア(栗東・角居勝彦厩舎)。今回は初めて日本人騎手とのコンビになるが、その
池添謙一騎手が跨っての
ジャパンC(11月29日・東京芝2400m)に向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した時間帯のCWで単走、というのは先週と同じ。ただ、今回は2コーナーからではなく、正面から入場して、1コーナー、2コーナーをキャンターして向正面へと入っていく。
その時の様子が実に落ち着いている。6F標識手前あたりの走りは少し気合が足りないのでは、と思えるくらいのスピード。ただ、じわりとラップを速めていき、3コーナーから4コーナー、そして最後の直線へと向いていく。このあたりは
宝塚記念の1週前追い切りにも似た雰囲気だったが、今回は単走の分、やはり
リラックスしている。
その分なのか、ゴール前の動きはとんでもなく伸びた。後方に
デアリングタクトが追い切っていたので、その比較もできたが、その凄みはさすが古馬といった感じ。前半ゆったりと自分のリズムで走ることができれば、最後はこれだけ脚を伸ばせるということを見せつけた感じ。時計は6F84.8〜5F68.2〜4F52.6〜3F38.1〜1F11.6秒だった。