先週は東京、阪神、福島の3場で無駄打ちなしの4戦4勝。好調ぶりに、厩舎を率いる
西園正都調教師(64)=栗東=の顔も自然とほころぶ。「今年は前半戦がスロースタートだった分、帳尻合わせやな(笑)。過去に土日で5勝したことはあるけど、4連勝は記憶にないよ」。先々週も2勝をマークと好調の波に乗っている。
特筆すべきは、先週の日曜東京12Rで最後を締めた
タガノビューティー。単勝1・9倍の圧倒的1番人気ではあったが、きっちりと結果を残し、勢いをつないだ。「競馬は1番人気が必ず勝つとは限らないからな。それまで厩舎は3戦全勝だったし、担当者も重圧があったと思う。(石橋)脩もうまく乗ってくれた」と、期待に応えた人馬をたたえた。
今週も東京、阪神に9頭がスタンバイ。厩舎の出走機会5連勝が懸かる土曜阪神6R新馬の
ウンエンリヒカイは、「
アジアエクスプレス産駒で、短距離ダートが合いそう。追い切りも動いたし、楽しみだね」と初戦勝ちを狙っていた。(デイリースポーツ・松浦孝司)
提供:デイリースポーツ