東京競馬を締めくくる大一番に、芝GI・8勝の牝馬三冠馬
アーモンドアイ、無敗のクラシック三冠馬
コントレイル、無敗の牝馬三冠馬
デアリングタクトが相まみえる。果たしてどんな一戦になるのか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■11/29(日)
ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)
アーモンドアイ(牝5、美浦・
国枝栄厩舎)は2018年の牝馬三冠馬で、前走の
天皇賞(秋)を制し史上初となる芝GI・8勝目を達成した。東京は他にも2018年の本レースなどGI・5勝をあげている得意コース。これが引退レースとなるが、後輩の三冠馬を破り花道を飾ることができるか。鞍上は
C.ルメール騎手。
コントレイル(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)は前走の
菊花賞で並ばれてからもう一伸びして見事勝利。史上3頭目の無敗クラシック三冠を達成した。長丁場を走り切った後とあって状態面が気になるものの、強力な古馬や牝馬三冠馬撃破に大きな期待が掛かる。鞍上は
福永祐一騎手。
デアリングタクト(牝3、栗東・
杉山晴紀厩舎)は前走の
秋華賞を制し、史上初の無敗牝馬三冠を達成。今回は相手が一気に強化されるが、広い東京コース替わりはプラスで、斤量53kgも追い風となるだろう。デビューから続く
松山弘平騎手とのコンビで、史上3頭目の3歳牝馬VとGI・4連勝を目指す。
その他、昨年の2着馬
カレンブーケドール(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)、昨年の
香港ヴァーズ覇者
グローリーヴェイズ(牡5、美浦・
尾関知人厩舎)、昨年の
菊花賞馬で
有馬記念・3着以来となる
ワールドプレミア(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)、今年の
阪神大賞典など重賞3勝の
ユーキャンスマイル(牡5、栗東・
友道康夫厩舎)、
宝塚記念で2年連続2着の
キセキ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。