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ジャパンC・G1」(29日、東京)
徐々に盛り上がりを見せてきた。史上最多の芝G1・8勝を挙げ、現役最強馬に君臨する
アーモンドアイ、史上3頭目となる無敗の牡馬クラシック三冠馬
コントレイル、史上初の無敗牝馬三冠馬
デアリングタクトが激突。関係者に
アンケートを行ったところ、プロからは
アーモンドアイを推す声が多く聞かれた。世紀の一戦で、貫禄の違いを見せつけるか。
東西トレセン関係者に匿名
アンケートを実施。『3強のうち、勝つならどの馬?』というテーマで聞き取り調査を行った。
有効回答数は71。その半数近くを占めたのは
アーモンドアイだった。某調教師が「レース経験、戦ってきた相手関係、騎乗するジョッキー、全てを総合的に判断するとこの馬が上に来る。スタンド前発走の
ジャパンCはなおさらでしょう。これまでのレース経験がモノを言うのでは」と言うように、キャリアの差を挙げた関係者が多かった。
また、「引退レースで目イチだろう」と遠慮のない仕上げにも期待が集まっている。「この馬に一番乗ってみたいから」という某騎手の意見もあった。
コントレイルには「しまいの脚が同世代の牡馬とは全く違う」「府中の二四適性は3強で一番。負ける姿は想像できない」と実力を絶賛する一方、「タフな
菊花賞のあとで…」と疲れを心配する声も少なくなかった。
デアリングタクトは「53キロは有利」「他の2頭は悩んだ末に出走を決断したが、この馬は早々と参戦を表明したから」と斤量やローテ的余裕が支持されたものの、「同時期の
アーモンドアイと比べると、そこまでのすごみは…」という見方もあった。
提供:デイリースポーツ