29日に阪神競馬場で行われる
京阪杯(3歳上・GIII・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1200mにて施行されるため、2019年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ロードカナロア産駒は「7-4-8-29」。好走率・回収率ともに申し分のない成績を残しており、今年の
CBC賞においても
アンヴァル(11人気2着)と
エイシンデネブ(10人気5着)が二桁人気ながら2頭揃って上位を賑わせていた。同産駒からは
アンヴァル、
カレンモエ、
ジョーカナチャン、
ロードアクアの4頭が出走予定。
ショウナンカンプ産駒は「3-0-0-6」。
ウインストラグルが19年
山陽特別(5人気)と19年水無月S(7人気)を制するほか、今年の
CBC賞では伏兵
ラブカンプー(13人気)が逃げ切るなど、人気薄の時に大駆けしやすい傾向にある。同産駒からは
ラブカンプーが出走予定。
マンハッタンカフェ産駒は「0-0-3-3」。今年の
CBC賞でも
レッドアンシェルが3人気3着となっていたが、データ集計期間外でも11年
高松宮記念で
アーバニティが11人気3着、12年
セントウルSで
アンシェルブルーが12人気3着など、この着順が定位置となっている印象が強い。同産駒からは
レッドアンシェルが出走予定。
ディープインパクト産駒は「1-4-2-32」。延べ39頭が出走しながら1勝止まりと少し淋しい成績。ただし、その1勝は
ブリッツアウェイが12人気で制した19年芦屋川特別で、2・3着にも同産駒の4人気
キャスパリーグと11人気
ワールドフォーラブが入り、3連単47万馬券の波乱となっていた。同産駒からは
プリモシーンが出走予定。