「
ジャパンC・G1」(29日、東京)
この1週間は
コントレイルの一挙手一投足が注目されました。
菊花賞のダメージはないのか-。馬券にもつながる最大のポイントです。1週前追い切りでは初の併走遅れ。
「遅れたのは不満。もう一段上げないと」とタメ息をついたのは矢作師。回復途上なのは福永Jの「ここからどこまで上げていけるか」というコメントからも伝わってきました。
そんな半信半疑な状況で迎えた水曜(25日)の調教。追い切り騎乗の福永Jを直撃しました。感触、どうでした?
「戻ったわ。信じられん。こんなことある?こんな馬おらんよ。確認したのは身のこなし、トモの動き。それが良くなっている」。曇りがちな表情だった先週とは一転して晴れやかでした。
“馬は1日で変わる”。トレセンで取材していると良く耳にする言葉です。いい馬であればあるほど、レースが近いことを察知し、自分で体をつくり、体調を上げるらしい。無敗の三冠馬
コントレイルに不安は皆無-。そう信じて良さそうです。(デイリースポーツ・井上達也)
提供:デイリースポーツ