29日に東京競馬場で行われる
ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる7回の馬券絡みが1番。次点で4回の2番が続き、3回が15番となっている。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 4-3-3-8 複勝率55.6% 複勝回収率202%
2枠 1-0-2-16 複勝率15.8% 複勝回収率32%
3枠 2-1-1-16 複勝率20.0% 複勝回収率99%
4枠 1-0-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率6%
5枠 0-2-0-18 複勝率10.0% 複勝回収率33%
6枠 0-1-0-19 複勝率5.0% 複勝回収率14%
7枠 1-0-3-19 複勝率17.4% 複勝回収率40%
8枠 1-3-1-22 複勝率18.5% 複勝回収率42%
【牡馬】
1〜3枠 5-3-6-31 複勝率31.1% 複勝回収率126%
4〜8枠 0-4-4-81 複勝率9.0% 複勝回収率22%
【牝馬】
1〜3枠 2-1-0-5 複勝率37.5% 複勝回収率66%
4〜8枠 3-2-0-10 複勝率33.3% 複勝回収率75%
【セン馬】
1〜3枠 0-0-0-4 複勝率0.0% 複勝回収率0%
4〜8枠 0-0-0-6 複勝率0.0% 複勝回収率0%
まず、1枠が好走率で他の追随を許さない成績を残しており、とくに1枠1番は昨年も
カレンブーケドールが5人気2着と健闘するほか、16年
キタサンブラック、17年
シュヴァルグラン、18年
アーモンドアイと3連覇を果たしていた。11年にも
ジャガーメイルが14人気3着と激走しているため、今年も人気を問わずに注目しておきたい。
また、枠順別成績を性別で分けてみたところ、牡馬ほど枠順による好走率の差異が大きくなっている。なお、1位入線後2着降着となった10年
ブエナビスタは8枠16番、繰り上がり勝利となった
ローズキングダムは3枠6番を引いていた(データは確定着順で集計)。