12/3(木)に
船橋競馬場で行われる
クイーン賞。
JRAから参戦の4頭はいずれも重賞未勝利で、地方馬にもチャンスがありそうなメンバー構成。主な出走馬は以下の通り。
■12/3(木)
クイーン賞(3歳上・牝・JpnIII・船橋ダ1800m)
アッシェンプッテル(牝4、栗東・
奥村豊厩舎)は今年3月の
伊丹ステークスを勝利してオープン入り。初戦の
平安ステークスでは13着と大敗を喫したが、その後はオープンで3戦連続掲示板内を確保。前走の
太秦ステークスではメンバー中最速の上りを使って3着と善戦しており、持ち味の末脚を生かせば重賞初制覇のシーンまでありそうだ。
シネマソングス(牝5、美浦・
小笠倫弘厩舎)は今年5月から2勝クラス、
報知杯大雪ハンデ(3勝クラス)と連勝し、重賞初挑戦となった
ブリーダーズゴールドカップでは5番手から息の長い脚を使って4着と善戦。その後は
レディスプレリュード7着、
JBCレディスクラシック8着と使うたびに馬体を減らしているが、今回は勝ち負けになる相手関係だ。
メモリーコウ(牝5、栗東・
松永幹夫厩舎)は、昨秋に2連勝でオープンに昇級すると、重賞初挑戦となった今年1月の
TCK女王盃で3着と善戦。その後、4月の
マリーンカップ2着など最近4戦はすべて4着以内と堅実。8月の
ブリーダーズゴールドカップ(2着)後に骨折が判明し、今回はそれ以来の実戦と状態面がカギだが、実績的には侮れない。
サルサディオーネ(牝6、大井・
堀千亜樹厩舎)は
JRAでは4勝を挙げたが、ダート
グレードでは18年のこのレースなど2着3回が最高。しかし、今年1月に大井に移籍すると、4月の
マリーンカップを逃げ切ってダート
グレード初制覇。マイペースで行ければ持ち味の粘り強さを発揮するタイプだけに、展開次第では出番がありそうだ。
以下、1勝クラス、2勝クラスと連勝中で、51キロのハンデが魅力の
パールデュー(牝4、美浦・
黒岩陽一厩舎)、今年3月の
エンプレス杯で2着
ナムラメルシー(牝6、大井・
福田真広厩舎)、昨年の
関東オークス勝ち馬で、中央からの転入初戦となる
ラインカリーナ(牝4、浦和・小澤宏次厩舎)にもチャンスはあるだろう。
発走は20時05分。