「チャンピオンズC・G1」(6日、中京)
19年覇者の
クリソベリルは単勝1・4倍と断然の支持を集めたが、直線伸びあぐねて、まさかの4着。初めて国内で土が付いた。G1での1番人気の連勝も7でストップした。
本来の動きが見られなかった最終追い切りで感じていた不安が的中。川田は「今の具合でよくここまで来たと思います。能力の高さで4着まで辛抱してくれました。また、この馬らしい走りができるようになればと思います」と敗因を状態面に求める。音無師も「追い切りの動きからパッとしなかったから。いつもの
クリソベリルと違う走りだった」と肩を落とした。
今後については明言を避けたが、この敗戦で海外遠征を含めプランを見直すことになりそうだ。指揮官は「原因はいろいろあると思うので、これから考えます」と言葉を絞り出した。ダート界の頂点に再び立つためには、この試練を乗り越えるしかない。
提供:デイリースポーツ