まずは最近の大会データを紹介したい。過去5年(古い順)連対馬の人気順は「2・5」「1・3」「1・2」「1・3」「1・3番人気」。例年好メンバーぞろいだが、最近4年連続して1番人気がファンの期待に応えて優勝する。
2012年から短距離7F戦で争われているが、ハイレベルなメンバー構成になって速い流れになる傾向がある。最近5年間で逃げ切った馬はゼロ。連対したのは昨20年の
ゴールドウイング(2着)1頭のみだ。ちなみに優勝馬の最初の1コーナー通過時のVポジションは16年から順に「2」「6」「3」「2」「6番手」と、好位もしくは中団位置だった。また、Vローテは12月のオープン特別Vが2勝、名古屋GPの東海最先着馬2勝、笠松GPの東海最先着馬1勝。前走で結果を出し、好調モードで臨んだ馬が連続して結果を残している。
勝ち負けレベルの馬が多く激戦ムードだが、伸び盛りの明け4歳、◎
ニュータウンガールが軸馬にふさわしい。昨年の
東海ダービー馬で、すでにタイトル「5」を誇るスターだ。ただダービー以降、未勝利で重賞5戦【0203】に留まる。しかし強敵ばかりの交流や遠征重賞参戦も勝ち切れない一因だ。
前走はハイレベルな全国交流重賞の笠松
グランプリ。結果は4着だったが、好スタートを切って難なく2、3番手の位置を奪い、道中もピタリと折り合い、絶好手ごたえのまま先頭で直線を迎えた。最後は層の厚い園田、南関の実力派に屈したが、勝ち馬からわずか0秒2差。見せ場十分の走りで高い能力、センスを改めてアピールした。
近況、短距離路線に矛先を向け4戦連続しての7F戦。名古屋は【4001】と地元より好相性を誇る絶好舞台でもある。東海馬限定重賞とあれば、ダービー王の力と
プライドの走りが復活だ。好位差しが勝ちパターンで、笠松GPの東海最先着馬でもある。
名古屋記念最近のVデータにもかなう1頭だ。
名古屋勢では昨年、1、2着の○
アドマイヤムテキ、▲
ゴールドリングに期待がかかる。
ムテキは夏以降、成績いまいちも、7F重賞に限れば【0111】とベストの距離。一方、快速リングは同型ラ
イバルを制して主導権なるかが鍵になる。往年の力は戻ってないが、使われながら上昇する実績馬の△
カツゲキキトキトに、距離実績ある差し馬、△
ウラガーノも一撃十分。
馬券は3連単11⇔3,8,9,12→3,8,9,12の24点で仕留めたい。
(文:西尾敦)
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