天皇賞・秋3着の後、一旦放牧へ出されて、12月3日にノーザンFしがらきから栗東へ帰厩した
クロノジェネシス(栗東・
斉藤崇史厩舎)。次走は
有馬記念(12月27日・中山芝2500m)を予定しており、今朝9日はその2週前追い切りを行っている。
団野大成騎手が跨り、CWコースで単走。追い切りの動き出しを確認できたのが、5F標識からだったが、そのラップは少し速め。ただ、個人的には決して無駄に脚を使うような走りではなかった。むしろ、過去の1本の追い切りの方がもっと行きたがっているように見える時があったと記憶している。
最後の直線も気分よく走っていて、四肢を伸ばした走り。前走が464キロという馬体重だったが、デビューから20キロ以上増えた体でも、2歳3歳に比べれば、窮屈さのない走りに今の馬体重が
フィットしているということだろう。
時計は5F66.9〜4F52.9〜3F39.4〜1F12.5秒。ゴールへ向かって加速していくラップが踏めているし、来週以降は向正面でゆったりしたラップを踏めるかどうか。このあたりに注目しながら、春秋
グランプリ連覇へ向けての調整を見極めたい。