「阪神JF・G1」(13日、阪神)
全ては予定通りだ。
メイケイエールは9日、栗東CWで単走。バネの利いたフットワークで4F秒52秒4-37秒7-12秒2。スイッチが入らないように、うまくなだめられながら駆け抜けた。
自らまたがった武英師は、「うちの厩舎は1週前の週末に本追い切りをやるので、きょうは息を整えたり、反応を見たりする程度で」と軽め調教の意図を説明。5日に行われた本追い切りでは、栗東坂路4F51秒6-36秒7-12秒4の好時計をマークしており、「本当に高いレベルで状態を維持しています」と好仕上がりを伝えた。
新馬→
小倉2歳S→ファンタジーSと3連勝中。前走は結果的にレコードVだったものの、道中は掛かり通しだった。課題が浮き彫りになったこともあり、この中間は馬具を替えたり、調教で意識的に馬を前に置いたりと、気性面の改善に注力してきた。そのかいもあり、「調教では変わってきていています。今回は外回りの千六なので不安はあるけど、楽しみの方が大きい」と進境を伺わせた。
指揮官のはとこにあたる
武豊への期待も大きい。「(鞍上は)レジェンドですしね。そういう意味でも心強い。どう乗るのか、非常にワクワクしています」と決戦を待ちわびた。人事は尽くした-。課題を乗り越え、2歳女王に輝くか。
提供:デイリースポーツ