過去に数々の名牝を送り出している国枝厩舎。20年の
ジャパンCで史上初となる芝G1・9勝をマークし、有終Vを飾ってターフを去った
アーモンドアイを筆頭に、10年牝馬三冠を制し、G1・5勝を記録した
アパパネ、さらに07年NHKマイルCを制した
ピンクカメオがおり、国内外で獲得したG1・20勝のうち、牝馬で15勝を挙げている。現役ではG1勝利こそないが、19年
オークス、
秋華賞、
ジャパンCで2着の実績がある
カレンブーケドール、さらに20年の
秋華賞2着
マジックキャッスルが活躍している。
サトノレイナスは20年の
弥生賞ディープインパクト記念を制した
サトノフラッグの全妹。国枝師は「
サトノフラッグの下ということで、早くから期待していたからね。来年のクラシックを狙っていきたいとは思っています」と素質の高さを買っている。まだキャリア2戦で、能力の底は見せていない。「
アーモンドアイのようになってくれればいいですけどね」と、無限の可能性を秘めた素質馬にかける期待は大きい。
提供:デイリースポーツ