前走、東京スポーツ杯2歳Sを勝ち、2戦2勝で
ホープフルS(12月26日・中山芝2000m)への出走を予定している
ダノンザキッド(栗東・安田隆行厩舎)。今朝16日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
1回目のハローが終了した直後のCWコースに正面から入場。
川田将雅騎手を背に、
カレングロリアーレを追走する内容だったが、道中はゆったりとした走り。1馬身ほど追いかけていたが、外を回ったこともあり、最後の直線へ向いた時もまだその差を保ったまま。
それから半馬身まで詰めてきたところが、ちょうどラスト1F標識の手前だったが、そこから仕掛けられてからの伸びが抜群。相手を一気に突き放し、ゴールでは3馬身以上の差を付けて先着した。
時計は6F82.6〜5F67.9〜4F53.7〜4F40.1〜1F12.2秒。デビュー前から追い切りでの動きが目立つタイプではあるが、走りの
バランスは明らかに進化している。実戦想定とも思える動きは文句ないし、この走りからコーナー4つが不安になるとも思えない。