有馬記念(12月27日・中山芝2500m)のファン投票では2位の支持を受けた
ラッキーライラック(栗東・
松永幹夫厩舎)。ここがラストランとなる予定だが、今朝16日はその1週前追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した直後のCWコースでの併せ馬。相手との差は2コーナー付近で1秒以上という感じだったが、3コーナーへ進入するまでに、少しずつその差を詰めていく感じだった。前半3Fが40.9秒なので、見た目にも数字的にもかなり速いラップ。
そして、4コーナーでは内を回ったこともあり、一気に相手を抜き去って、最後の直線は単走のような形となる。それでも最後まで気を抜くようなところはなく、躍動感たっぷりにゴールを駆け抜けていった。
時計は6F79.8〜5F65.7〜4F52.3〜3F38.9〜1F12.9秒。この日の馬場状態を考えると、内目を回ったとはいえ、速い時計。決して無理して出した数字ではないし、体調が良いからこそこれだけ動けたと判断すべきだろう。