16日、
川崎競馬場で行われた第71回
全日本2歳優駿(2歳・JpnI・ダ1600m・1着賞金4200万円)は、先手を取った
左海誠二騎手騎乗の2番人気
アランバローズ(牡2、船橋・
林正人厩舎)が、後続を寄せ付けることなくゴールまで逃げ切り、最後は2着の6番人気
ランリョウオー(牡2、浦和・
小久保智厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分40秒7(良)。
さらに3馬身差の3着に8番人気
ルーチェドーロ(牡2、美浦・高橋裕厩舎)が入った。なお、3番人気
バクシン(牡2、美浦・斉藤誠厩舎)は5着、1番人気
デュアリスト(牡2、栗東・安田隆行厩舎)は7着に終わった。
勝った
アランバローズは、
父ヘニーヒューズ、
母カサロサーダ、
その父ステイゴールドという血統。デビュー無敗の5連勝で、2歳ダート王の座に輝いた。地方所属馬による
全日本2歳優駿勝利は昨年の
ヴァケーションに続いて2年連続で、船橋所属馬の勝利は2006年の
フリオーソ以来14年ぶり。また、鞍上の
左海誠二騎手はこれがJpnI初勝利となった。