「
有馬記念・G1」(27日、中山)
充実一途だ。
宝塚記念覇者の
クロノジェネシスは16日、栗東CWで北村友を背に
ヴィッセン(9歳3勝クラス)と併せ馬。4馬身半後方から発進し、序盤はなだめながらの追走。直線は内に進路を取ると、軽快な脚さばきで併入した。6F83秒3-38秒0-12秒3。鞍上は「いつもと変わりなく、この馬らしい追い切り。いい感じでした」と納得の表情を見せた。
斉藤崇師は「1週前なのでしっかりと動かしました。落ち着いていますね」と満足そうにうなずく。前走の
天皇賞・秋は3着に敗れたが、「スタートして挟まれてしまった。それも競馬。最後はよく来てくれましたし、惜しい競馬でした」と、悲観はしていない。
ファン投票では、21万4742票を集めて1位に輝いた。主戦が「たくさんのファンに応援してもらって光栄」と気を引き締めれば、師も「こんなに人気があるとは思いませんでした。しっかり頑張りたい」と意気込む。
グランプリ連勝へ-。さらに状態を上げ、年末の大一番に臨む。
提供:デイリースポーツ