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【朝日杯FS ゴールデンコンビ】「直近1年」の複勝率57.1%、複勝回収率137.1%!「藤岡健一厩舎×M.デムーロ騎手」のスーパーホープ

  • 2020年12月17日(木) 18時37分
 netkeibaデータベースのリニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった朝日杯フューチュリティステークスの「ゴールデンコンビ」はこちら。

藤岡健一厩舎×M.デムーロ騎手(スーパーホープ)】

 ジュエラーでの桜花賞制覇が印象深い「藤岡健一厩舎×M.デムーロ騎手」。16年の桜花賞制覇から3年以上経過したが、今だに強固な関係を誇っているのがこのコンビだ。

「直近1年」成績は3-2-3-6で複勝率57.1%、複勝回収率137.1%と素晴らしい数字が残っている。藤岡健一厩舎といえば、ご子息である藤岡佑介、康太の両騎手の騎乗機会が圧倒的に多いため、騎乗回数こそ多くはないものの、限られた機会でしっかりと結果を出している。乗り難しい印象の強いセラピアで3勝を挙げ、オープンへと導いたのもM.デムーロ騎手である。M.デムーロ騎手の2020年の複勝率が32.1%なので、いかに複勝率57.1%が優秀であるかはお分かりいただけるだろう。8回の馬券絡みで1番人気だったのは1回だけと、意外と人気を集めにくい点も強調材料だ。

 M.デムーロ騎手はスーパーホープで0-0-0-1。新馬戦で4着に敗れたが、出遅れたロスがあった上に、上位2頭は後に重賞・OPで連対しており相手も強かった。

 前走のデイリー杯2歳Sでは、ここでも有力視されるレッドベルオーブホウオウアマゾンに続く3着。0.2秒差をつけられたが、レコードの出る馬場で内を通った勝ち馬に対して外を追い上げる形だったことを思えば、勝負付けが済んだとみるのは早計だろう。今年はやや成績を落としているM.デムーロ騎手だが、先週の阪神JFのユーバーレーベン(6番人気3着)の騎乗ぶりが示す通り、大舞台での怖さは健在。開催後半の馬場の後押しも味方につけ、逆転劇を期待したい。

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