春の
グランプリ宝塚記念を圧勝し、ここでも人気になる
クロノジェネシスとのコンビで参戦するのは
北村友一騎手。しかし、
北村友一騎手は関西の騎手ということもあって、デビューから15年目の今年初めて
有馬記念に騎乗するため、データがない。
では、
有馬記念と相性の良い騎手は誰なのかというと、まず取り上げられるのが過去10年間で3勝と相性抜群の池添騎手。
オルフェーヴルで2勝、今年も出走予定の
ブラストワンピース(今回は横山武騎手が騎乗)で1勝を挙げている。
10年以上前に遡ると
ドリームジャーニーでも勝利しており、当レース4勝で
有馬記念最多優勝騎手となっている。
グランプリ男・池添騎手が今年も大仕事をやってのけるのでは? という期待は膨らむが、同騎手は過去2着、3着には一度も来ておらず、1着か着外かというタイプ。データ的には連軸というよりは1着付けで買いたい騎手といえる。
連軸に最適なのは
ルメール騎手。過去10年間の
有馬記念における着度数は[1-4-0-4]で連対率55%という数字も物凄いが、
クイーンズリング、
オーシャンブルー、
エイシンフラッシュといった人気薄の激走も演出しており、複勝回収率は驚異の200%超。
ルメール騎手の複勝だけを過去10年間毎年買っていれば…と思ってしまう。
ただし、上位騎手にとって
有馬記念が簡単というわけではない。現在、全国リーディング2位につける川田騎手は
有馬記念成績[0-0-0-6]と、まさかの複勝率0%。同3位の福永騎手も[0-0-1-8]で複勝率13%という成績。リーディング上位の騎手が人気馬に騎乗しているからといって、一筋縄ではいかないのが
グランプリレースなのである。
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