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【有馬記念展望】一年のフィナーレを飾るグランプリ、あの穴馬に注目

  • 2020年12月24日(木) 06時00分
 一年間の中央競馬の総決算で、馬券の売り上げや世間の注目度という点では断然の地位を誇るグランプリ。今年の中央競馬を特に盛り上げてきた三冠馬3頭の名前は無いが、それでもGI馬8頭ら豪華メンバーが集結した。舞台となる中山芝2500mはトリッキーな条件であり、他コースで実績を残してきた馬が苦戦してしまうこともしばしばある。

1.内でロスなくが基本

 路盤が改修された14年以降は基本的にロスなく立ち回った馬が優勢となっている。14年ワンツーのジェンティルドンナトゥザワールド、15年8番人気で1着のゴールドアクター、17年8番人気で2着のクイーンズリング、そして昨年5馬身差突き抜けたリスグラシューは、道中内目追走からロスなく4角を通る立ち回りだった。

2.フレッシュさ

 過去10年、キャリア7戦以内の馬は複勝率50.0%、10戦以内の馬は37.0%、15戦以内の馬は31.0%。対して、キャリア21戦以上の馬は複勝率6.9%しかない。若くてフレッシュな馬が優勢で、ベテランは苦戦傾向にある。

3.明け3戦目の馬が中心

 過去10年、休み明け(中9週以上)3戦目の馬が[7-8-8-58]で連対率18.5%、複勝率28.4%と優秀。対して、明け2戦目の馬は[1-1-0-29]で複勝率6.5%、明け4戦目の馬は[1-0-0-21]で複勝率4.5%。


 バビットはキャリア8戦目というフレッシュな3歳馬で、ここが明け3戦目となる。古馬一線級との初対決でいきなり通用するかどうかは未知数だが、セントライト記念を勝った中山コースに替わるのはプラスで斤量55kgも魅力。前々でロスなく立ち回れば食い込みがあってもおかしくないだろう。

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