12月27日に中山競馬場、芝2500mで行われる
有馬記念。ファン投票1位に支持された
クロノジェネシス(栗東・
斉藤崇史厩舎)が今朝23日、レースに向けた最終追い切りを行っている。
北村友一騎手を背に、CWコースの正面入口から馬場入りして、
リュヌルージュを追走する内容。非常にゆったりとした走りで6F標識を過ぎていき、この時点で先頭との差が2秒近くあったが、このくらいの距離があって、むしろリズムよく追走できたといった感じ。
3コーナーから4コーナーで内を回り、その差を詰めていったが、行きたがる様子もない。いい感じで最後の直線に向くと、ラスト1F標識手前で馬体を並べ、あとはゴールまでその状態をキープしてフィニッシュとなった。
時計は6F83.7〜5F67.3〜4F52.0〜3F37.9〜1F11.8秒。数字として強調するならラスト。持ったままのあの手応えで11秒台はさすがだし、ゴールを過ぎてからの脚色も全く衰えていない。追うごとに動きが良くなっているという印象だけに、調教内容としては、ファン投票1位に応えることができる状態にあるといってよいだろう。