26日に阪神競馬場で行われる
阪神C(3歳上・GII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる6回の馬券絡みが
ディープインパクト。次点で4回の
フジキセキ、
ダイワメジャーが続き、2回が
シンボリクリスエス、
マンハッタンカフェ、
アルデバランII、
サクラバクシンオーとなっている。ただし、同一馬によるリピート好走も目立つ。
ディープインパクト産駒は「3-0-3-13」。昨年は
グランアレグリアが2着に5馬身差を付ける圧巻のパフォーマンスを披露。また、
リアルインパクトは8人気の低評価を覆す走りで13・14年と2連覇を達成している。今年は
サウンドキアラ、
ダノンファンタジーの2頭が出走予定。
Fastnet Rock産駒は「0-1-0-0」。昨年、産駒としても初出走となった
フィアーノロマーノが2着に好走。同馬は今年も出走を予定しており、リピーターの活躍が目立つ傾向からも注目しておきたい存在だ。
ステイゴールド産駒は「0-0-0-3」。過去に出走した3頭のうち2頭が二桁人気、残る1頭が1600万下からの昇級戦ということで、まだ適性を測れたとは言い難い。今年は上位人気と目される
インディチャンプが出走を予定しており、改めて真価を問われそうだ。
ロードカナロア産駒は「0-0-0-1」。昨年、産駒初出走となった
イベリスは9人気17着。父系を
キングカメハメハ系と括れば、19年
レッツゴードンキ(
父キングカメハメハ)が5人気4着と善戦する一方で、12年
アドマイヤセプター(
父キングカメハメハ)は1人気7着と人気を裏切っている。今年は
イベリス、
ステルヴィオ、
ヤマカツマーメイドの3頭が出走予定。