netkeibaデータベースの
リニューアルにより加わった「データ分析」から興味深い数値を紹介します。「データ分析」では騎手と調教師の相性も一目瞭然。「直近1年」「直近5年」「通算」のコンビ実績を調べることができます。「データ分析」から浮かび上がった
有馬記念の「
ゴールデンコンビ」はこちら。
【
松永幹夫厩舎×
福永祐一騎手(
ラッキーライラック)】
「
松永幹夫厩舎×
福永祐一騎手」の「直近5年」成績は7-9-7-20で複勝率53.5%、複勝回収率101.6%。「直近1年」に絞ると4-2-1-5で複勝率58.3%、複勝回収率120.0%で、僅かながら成績がアップしている。それほどタッグを組んでいる印象は無いかもしれないが、5年前から一貫して好成績をキープしている「
ゴールデンコンビ」だ。最近では、20年NHKマイルCを6番人気の
ギルデッドミラーで3着と好走している。
今年のGI戦線は、
ルメール騎手のお手馬が被ることで乗り替わりが生じるケースが多く、いかに上位騎手、手が合う騎手を確保できるかが重要。
ラッキーライラックも前走
ルメール騎手からの乗り替わりとなるが、「
ゴールデンコンビ」とも言える
福永祐一騎手を確保できたのは陣営にとって僥倖だろう。
福永祐一騎手は
ラッキーライラックに初騎乗。
アーモンドアイの好敵手として一線級で戦い続けた
ラッキーライラックもここがラストランとなる。父
オルフェーヴルが8馬身差で引退レースを飾った
有馬記念から7年。孝行娘も父が辿った引退の花道を飾る可能性は十分だ。