いよいよ明日に迫った2020年中央競馬の総決算・有馬記念。世紀の一戦といわれたジャパンCからうってかわって、どの馬も狙えそうな面白いメンバーといえます。予想に悩んでくると、サイン馬券も気になるファンも多いのではないでしょうか(今年でいえばコロナウイルスの567、コロナウイルスの英名covid-19から19の組み合わせなどでしょうか)。

　予想に悩む方も、そうでない方も今年の有馬記念はAI予想にご注目。昨今、さまざまな場面でAI○○が活躍していますが、データ分析が浸透している競馬予想にも数多くの予想AIが存在します。

　今回はnetkeiba.comがプロデュースして中央/地方競馬の全レースで予想公開中の「Aiエスケープ」をご紹介。netkeibaに存在するあらゆるデータを機械学習し、「馬の父親、レースの距離、騎手」、「馬の母親や調教師」、「レースのペースと前走パフォーマンス」を重視して、各馬の予測タイム指数を算出するAI予想となっています。そんなAiエスケープが、有馬記念で狙っている穴馬がキセキです。

　前走ジャパンCで見せた大逃げの走りっぷりが記憶に新しいキセキですが、単勝オッズで6番人気以下と上位に支持されていません。確かに、2017年の菊花賞から3年以上勝利がなく、有馬記念での逃げ切りは難しいといわれることもあり、ここでの低評価も仕方がないのかもしれません。

　逃げ先行で復活の兆しを見せた同馬ですが、3走前の京都大賞典では差す競馬で上がり最速2着というレースも。ただ逃げて終わりというレースにはしない気配もしますし、AIが評価したということは実力がある証拠で妙味ある穴馬といえます。

　1年の総決算でもある有馬記念は、競馬ファンそれぞれの思いが詰まったレースです。予想検討に煮詰まったときこそ、あらゆるデータを機械分析したAI予想を参考にするのも的中に近づくひとつの手段でしょう。有馬記念の発走は、12月27日(日)15時25分となっています。

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