27日、中山競馬場で行われた
有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、中団追走から前に取り付いていった
北村友一騎手騎乗の1番人気
クロノジェネシス(牝4、栗東・
斉藤崇史厩舎)が、好位追走から一旦は先頭に立った2番人気
フィエールマン(牡5、美浦・
手塚貴久厩舎)を直線で捕らえ、さらに外から猛然と追い上げてきた11番人気
サラキア(牝5、栗東・
池添学厩舎)も抑えて優勝した。勝ちタイムは2分35秒0(良)。
2着はクビ差で
サラキア、3着はさらにクビ差で
フィエールマンとなった。なお、3番人気
カレンブーケドール(牝4、美浦・
国枝栄厩舎)は5着(同着)に終わった。
また、9番人気
ブラストワンピース(牡5、美浦・
大竹正博厩舎)は最後の直線で競走を中止した。
勝った
クロノジェネシスは、
父バゴ、
母クロノロジスト、
その父クロフネという血統。史上最多の得票数となる21万4742票でのファン投票1位、単勝オッズでも1番人気となったファンの支持に見事応え、
宝塚記念との春秋
グランプリ制覇を果たした。同一年での春秋
グランプリ制覇は
JRA史上11頭目、牝馬では昨年の
リスグラシューに続いて史上2頭目。
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有馬記念ダイジェスト>
※
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