２７日に開催された有馬記念の売り上げは前年比９９・０％の４６４億２５８９万４４００円。アーモンドアイが参戦して大きな盛り上がりを見せた２０１９年にはわずかに及ばなかった。

　また、この日で２０年度の中央競馬全日程が終了。売り上げは２兆９８３４億５５８７万２０００円で前年比１０３・５％。コロナ禍の中、９年連続での売り上げ増を達成した。

　後藤正幸理事長は「本年は、新型コロナウイルス感染症の影響に明け暮れた一年でありましたが、無事に全日程を終えることができ胸をなで下ろしております。充実した競走の数々が思い起こされ、話題の尽きない１年でもあり、広く社会一般に明るい話題を提供できたのではないかと思っています」とコメントした。

提供：デイリースポーツ