中山11Rの第70回日刊スポーツ賞
中山金杯(4歳以上GIII・芝2000m)は1番人気
ヒシイグアス(
松山弘平騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分0秒9(良)。クビ差の2着に5番人気
ココロノトウダイ、さらに1馬身3/4差の3着に11番人気
ウインイクシードが入った。
ヒシイグアスは美浦・
堀宣行厩舎の5歳牡馬で、
父ハーツクライ、
母ラリズ(母の
父Bernstein)。通算成績は10戦5勝。
レース後のコメント
1着
ヒシイグアス(
松山弘平騎手)
「人気に応えて結果を出すことができて嬉しいですし、関係者の方々に感謝したいです。
スタートもしっかり出ましたし、ポジションも思ったところが取れましたが、道中は結構プレッシャーがきつい形でした。それでもよく我慢してくれました。
脚は溜まっていましたし、直線で外へ持ち出してからもしっかり伸びてくれました。着差以上に強い競馬だったと思います。強い馬ですし、さらに上を目指して頑張って欲しいですね。
自分自身、2年連続で
金杯を勝って今年も幸先のいいスタートが切れましたが、まだまだ勝ち切れないレースもありますし、しっかりいいレースができるように頑張っていきたいと思います」
2着
ココロノトウダイ(
丸山元気騎手)
「溜める競馬を教えているところですが、どうしても最初右に張って噛んでしまうところがあります。その点が解消されたら良いと思います。こういう状況ながらよく頑張ってくれました。惜しかったです」
(
手塚貴久調教師)
「前半も少し噛むところがあり、それがなければもっと上手に走れると思いますが、斤量も軽く上手く立ち回っていたと思います。もうひと押しでした。右回りの平坦コースが良いと思っています」
6着
テリトーリアル(
石川裕紀人騎手)
「スローペースになるのは嫌でした。出来ればハナに行きたかったです。頑張っていますが、切れ味勝負になると分が悪いです。今日はこの馬に向かない展開になりました」
10着
バイオスパーク(
池添謙一騎手)
「スタートは普通に出て、ポジションを取って進めましたが、大外枠で内に入り切れず、ペースが落ち着いて4コーナーでは手が動いて反応がなかったです。斤量が2キロ増えて直線の坂もこたえたようです」
11着
ヴァンケドミンゴ(藤岡康太騎手)
「スタートが良く、楽なリズムで競馬ができました。馬のリズムで先団の位置が取れましたが、勝負所で苦しくなり、最後は反応がなかったです。もう少し溜める形の方が良かったのかもしれません」
14着
ディープボンド(
和田竜二騎手)
「スタートは良かったのですが、後ろからどんどん来られて位置取りが悪くなり自分の競馬ができませんでした」
ラジオNIKKEI