昨年の
ペガサスWC(米G1)など重賞5勝の
ムーチョグスト(牡5、米・B.バ
ファート厩舎)が軟部組織の損傷により現役を引退することがわかった。米競馬
メディア『BLOOD HORSE』などが現地時間6日、報じた。
ムーチョグストは父
Mucho Macho Man(
その父Macho Uno)、
母Itsagiantcauseway、母の
父Giant's Causewayという血統。
2018年9月の未勝利戦で初勝利をあげると、11月のボブホープS(米G3)も制し重賞初制覇。続く12月のキャッシュコールF(米G1)でG1初出走を果たすが惜しくも2着。
翌年の2019年は
ロバートB.ルイスS(米G3)、ラサロバレラS(米G3)、ア
ファームドS(米G3)と重賞3勝をあげたのち、ハスケル招待S(米G1)とト
ラヴァーズS(米G1)を連戦したがどちらも惜敗となった。
2020年の初戦である
ペガサスWC(米G1)をI.オルティスJr.騎手との初コンビで勝利、G1初制覇を果たした。その後、世界最高賞金レースであるサウジCで4着。12月の
サンアントニオS(米G2・4着)がラストランとなった。通算成績は13戦6勝。