近年、次々と大物を輩出している3歳重賞。2歳GIがひと通り終わった直後の時期ということもあって、今年も個性的なメンバーがしのぎを削る難解な一戦となりそうです。現役調教師の通算成績を見ると、
音無秀孝調教師、松田国英調教師、
西園正都調教師が各2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング39位(着度数順・1月5日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング1位の
矢作芳人厩舎から
バスラットレオンが、今年度48位、昨年度8位の
音無秀孝厩舎から
ピクシーナイトが、今年度54位、昨年度11位の
藤原英昭厩舎から
ロードマックスがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、前走の
アルテミスSで2着に食い込んだ
ククナ、
札幌2歳S3着の実績がある
バスラットレオン、デビュー戦の前走を快勝した
レゾンドゥスリールなどに人気が集まりそう。本稿では、
ククナの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
ククナ■調教師:
栗田徹■騎手:ルメール
■間隔:10
■場所:×
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:×
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
栗田徹調教師は(平地)オープンのレースで複勝率18.9%、複勝回収値40円。この馬自身が重賞の前走で2着に健闘しているとはいえ、大舞台では基本的に強調できない。さらに、中京のレースや9週以上(中8週以上)のレースもいまひとつ。人気を集めてしまいそうな今回は、過信禁物と見るべきだろう。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。