2010年のフェニックスS(愛G1)を制したゾファニー(牡13)が、肝不全のため死亡したことがわかった。所有する
クールモアのホームページで現地時間8日、発表された。
ゾファニーは
父Dansili(
その父デインヒル)、
母Tyranny、母の
父Machiavellianという血統。
現役時代はアイルランドのA.オブライエン厩舎に所属。2歳時の2010年、愛G3のタイロスSで重賞初制覇を果たすと、続くフェニックスSも連勝。G1タイトルをつかむ。
その後は勝ち星をあげられなかったものの、G1・2着が2回。2011年のセントジェームズパレスS(英G1)は、歴史的名馬
フランケルと3/4馬身差の2着だった。通算成績は13戦5勝。
引退後はアイルランドの
クールモアスタッドで種牡馬入り。産駒には2020年ナショナルS(愛G1)覇者サンダームーン、2019年マルセルブサック賞(仏G1)覇者アルビグナ、2016年ジョッキークラブ大賞(伊G1)覇者ヴェンチュラストームなどがいる。