16日に中京競馬場で行われる
愛知杯(4歳上・牝・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、小倉芝2000mで代替開催された2020年は除き、12月に施行されていた2012〜2014年はデータの集計対象とした。
過去7回で最多となる4回の馬券絡みは
キングカメハメハ。3回で
ディープインパクトが続き、2回が
ゼンノロブロイ、
ハービンジャー、
マンハッタンカフェとなっている。
ディープインパクト産駒は「0-3-0-4」。13年に14人気2着と激走した
キャトルフィーユは翌14年も2人気2着と好走。ほか、16年
リーサルウェポンが5人気2着と好走する一方で、12年
ピクシープリンセスおよび13年
スマートレイアーは1人気ながら掲示板外の6着に敗れていた。今年は上位人気と目される
センテリュオほか、
サトノガーネット、
サトノダムゼル、
マジックキャッスル、
ランブリングアレー、
レッドアステルの6頭が出走予定。
ダイワメジャー産駒は「0-0-0-3」。13年
ゴールデンナンバー(3人気13着)、16年
グレイスフラワー(16人気10着)、17年
クリノラホール(3人気7着)という内訳で、上位人気の支持を受けた馬が2頭いたことを思うと少し物足りないが、いずれもコース実績がなかったことは気に留めておきたい。今年は
シゲルピンクダイヤ、
シャレード(除外対象)の2頭が特別登録。
初出走となる
ゴールドシップ産駒は
ウインマイティーが出走予定。下級条件を含めたコース成績は「1-3-2-14」勝率5.0%・複勝率30.0%となっており、
マカオンドールが当時の2歳コースレコードとなるタイムで勝利している。
ハービンジャー産駒は「0-2-0-3」。18年
レイホーロマンス、19年
ノームコアの2頭が上がり3F最速の脚を使って2着に好走しているが、前者は11人気、後者は1人気と人気は対照的だった。今年は
サマーセント、
フィリアプーラ(除外対象)、
レイホーロマンス(除外対象)の3頭が特別登録。