17日に中京競馬場で行われる
日経新春杯(4歳上・GII・芝2200m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2200mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。
ディープインパクト産駒は「2-2-2-17」。
エピファネイア、
ロードカナロアと並んで2勝を挙げており、連対した4頭すべてが1人気の支持を受けていた。なお、2勝の内訳は3勝クラスの
ムーンライトH(
アドマイヤビルゴ)、GIIの
神戸新聞杯(
コントレイル)となる。同産駒からは
アドマイヤビルゴ、
サトノインプレッサ、
サトノソルタス、
レクセランスの4頭が出走予定。
ジャスタウェイ産駒は「0-0-0-4」。通算では「1-0-0-7」となり、1勝は
ワダツミの未勝利勝ちとなる。いずれも人気と近い着順で入線していることが多く、上位人気と目される
ヴェロックスで改めて種牡馬としての真価を問われそうだ。
ジャングルポケット産駒は「0-0-0-1」、通算では「5-3-3-45」。3勝クラス(1600万下)以上には2頭の出走例があり、
マイネルラフレシア(20年
ムーンライトH・11人気9着)、
ベルニーニ(15年
名古屋城S・7人気2着)ともに上がり3F最速となる末脚を記録していた。同産駒からは上位人気を担う
サンレイポケットが出走予定。
ハーツクライ産駒は「1-4-2-10」。今回出走するメンバーの種牡馬としては最高値となる複勝率41.2%を記録しており、通算でも
ディープインパクトの21勝に次ぐ15勝を挙げる活躍を見せている。同産駒からは
リンディーホップが特別登録。
キングカメハメハ産駒は「0-0-2-8」。14年には特別戦を3勝する活躍を見せていたが、15年以降は延べ58頭が出走して勝利例がなく、2着も未勝利で2度ある実績に留まっている。同産駒からは
エアウィンザー、
クラージュゲリエ、
ダイワキャグニーの3頭が出走予定。