今年で68回目を迎える伝統のハンデ戦。2019年の勝ち馬
グローリーヴェイズが同年末に
香港ヴァーズを制すなど、出世の足掛かりとなった例も少なくありません。現役調教師の通算成績を見ると
池江泰寿調教師、橋田満調教師が各2勝をマークしています。
今年は、今年度
JRAリーディング9位(着度数順・1月11日終了時点。以下同)、昨年度
JRAリーディング1位の
矢作芳人厩舎から
サトノインプレッサが、今年度39位、昨年度2位の
友道康夫厩舎から
アドマイヤビルゴが、今年度62位、昨年度3位の
堀宣行厩舎から
サトノソルタスがエントリーしてきました。
厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、そのなかから、とくに注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。
今回は、2連勝中の
アドマイヤビルゴ、
皐月賞2着の実績がある
ヴェロックス、重賞戦線で健闘してきた
サンレイポケットなどに人気が集まりそう。本稿では、
アドマイヤビルゴの評価および解説を公開します。
【注目馬評価】
■馬名:
アドマイヤビルゴ■調教師:
友道康夫■騎手:
武豊■間隔:8
■場所:◎
■条件:◎
■ローテ:◎
■騎手:◎
※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。
【注目馬解説】
友道康夫調教師は
武豊を起用したレースで複勝率64.4%、複勝回収値105円。複勝率が非常に高いだけでなく、配当的な妙味も大きい。さらに、中京のレース、(平地)オープンのレース、5-8週(中4-7週)のレースでも、それぞれ優秀な成績を収めていた。ここでも素質馬らしいパフォーマンスを見せてくれるはずだ。
記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。