2018年
ホープフルS、2019年
皐月賞とGI・2勝を挙げた
サートゥルナーリア(牡5、栗東・角居勝彦厩舎)が関係者協議のうえ、現役を引退することがわかった。15日、所属するキャロットクラブのホームページで発表された。昨秋に発現した左飛節後腫は良化してきているものの、時間の経過とともに特に左背中の筋肉の落ち方が顕著になり、実戦に復帰してもベストのパフォーマンスを発揮するのは難しいという判断とのこと。
サートゥルナーリアは父
ロードカナロア、
母シーザリオ、
その父スペシャルウィークという血統で、半兄に
リオンディーズ、
エピファネイアと2頭のGI馬がいるノーザン
ファーム生産の鹿毛の牡馬。
一口馬主クラブのキャロットクラブで、総額1億4000万円(一口35万円)で募集された。
2018年6月にデビューし、そこから無傷3連勝で
ホープフルSを制覇。翌年の
皐月賞は直行で制した。通算成績は10戦6勝。GI・2勝のほか、2019年
神戸新聞杯・2020年
金鯱賞とGIIを2勝、2019年の
有馬記念(GI)では
リスグラシューの2着となった。生涯獲得賞金は5億2358万5000円。