16日から小倉競馬がスタートします。この開催は関東馬は滞在、関西馬は栗東からの輸送で挑むケースが多く、それに伴ってこの小倉開催に参加する騎手も関東の方は小倉に、関西の方は栗東に居ながら調教をつけるケースが多いものです。
ところが、この小倉開催に参戦する
横山和生騎手は関東所属ですが栗東に滞在しながら競馬のときは小倉へ通うとのこと。そこで、栗東滞在の理由を
横山和生騎手にお話を聞きました。
「以前から、栗東の調教師の方たちから調教に乗りにこないか、と声をかけて頂いてました。そこで今回の小倉開催が終わる3月のはじめまで、栗東に滞在して調教に参加することにしました」
なるほど。これまでも何度か栗東に滞在した経験もあるとのことです。
「どこにいても、馬に乗せていただく仕事に変わりはありません。いま栗東で一日4頭くらいの調教に乗せて貰っています。小倉に滞在するよりも多くの馬の調教に関われますし、この栗東滞在でいろんな方々にお世話になりながら沢山の馬に跨りたいです」
横山和生騎手は先ごろエージェントを外し、関係者から直接騎乗依頼を受けています。
「まずは小倉開催で少しでもいい成績を残せるように頑張りたいです」
(取材・文:花岡貴子)