祝福攻めだった。先週の
日経新春杯を
ショウリュウイクゾで制し、重賞初Vを果たした
団野大成騎手(20)=栗東・斉藤崇=は、レース4日後の木曜も、「おめでとう」と次々に関係者から声を掛けられていた。レース直後には200件近いお祝いメッセージが届き、全てに返信。「周りの見る目も変わると思います。厳しく見られると思いますし、より一層気を引き締めたい」と気持ちを新たにした。
年始の新成人の誓いでもあった『重賞初勝利』を早くも実現したが、慢心することはない。もう一つの目標に掲げた2020年(62勝)以上の勝ち星を目指し、地道に勝利を積み重ねていくだけだ。「今回の勝利がたまたまと思われないように、重賞も勝っていきたいですし、G1に乗る機会があれば狙っていきたいです」と力を込める。
今週は土日とも小倉で計16鞍を予定。「前走はしんどくなったところから頑張ってくれました。芝の方がいいし、楽しみです」と話す土曜12Rの
トゥルーヴィルなど、好勝負できるパートナーがそろった。伸び盛りの20歳は、しっかりと結果を残して、自らの勢いをさらに加速させる。(デイリースポーツ・大西修平)
提供:デイリースポーツ