26日に
川崎競馬場で行われた「第19回佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ」は全2レースを終え、それぞれ4・1着の結果となった川崎・
酒井忍騎手が総合優勝を果たした。2位は1・8着の川崎・
山崎誠士騎手、3位は2・10着の大井・
和田譲治騎手となった。
【
酒井忍騎手のコメント】
「(2006年の第4回以来の2回目の優勝は)今回も同じくらい嬉しいですね。コ
ロナのこともあり(※)いただけたチャンスでしたけど、そのチャンスをものにできて本当に良かったです。来年は、リーディングで正々堂々このレースに出て、優勝したいと思います。
(常日頃の騎乗では)馬ごとに合わせた騎乗をしようと心がけています。竹見さんの現役の頃のビデオとか参考にさせていただいて、僕も竹見さんに追いつこうと頑張っています。今年は未勝利だったので、このレースに勝てて勇気が湧きました。
(一緒に乗ってて上手い騎手は)みんな上手いですよね。本当にレベルが上がってきてて、どのジョッキーにも良いところがあって、みんな上手だなと思って乗っているんです。(自分も)まだ負けられない、若い人たちに負けないようにと、頑張っています」
【佐々木竹見氏のコメント】
「(
酒井忍騎手は)何も言うことはありません。手綱さばきから何からみんな良いです。若い騎手たちにも見習って欲しいです。川崎の若手にはいつもそう言ってるんですよ。これからも、怪我の無いように頑張って下さい。
(自身のご健康について)そうですね。いつも変わらず、健康に過ごしています。週に3回くらいは厩舎の方に出掛けたりしています」
(取材:高橋正和、編集:netkeiba)
※佐々木竹見カップ ジョッキー
ズグランプリ
通算7153勝を挙げ、鉄人と呼ばれた佐々木竹見元騎手の偉業を讃えて創設されたもの。例年は中央・地方のリーディングジョッキーが出場するものだが、今年は新型コ
ロナウイルスの感染拡大防止のため南関東所属騎手のみでの実施となった。