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【根岸S予想】苦戦続きの陣営が送り出す期待馬の取捨 厩舎データから弾き出した今週の注目馬は?/JRAレース展望

  • 2021年01月30日(土) 06時54分
 今年最初のJRAGI、フェブラリーSの前哨戦。昨年はこのレースでダート戦初勝利を収めたモズアスコットが次走のフェブラリーSも制しました。現役調教師の通算成績を見ると、高橋祥泰調教師、森秀行調教師、矢作芳人調教師が各2勝をマークしています。

 今年は、今年度JRAリーディング2位(着度数順・1月24日終了時点。以下同)、昨年度JRAリーディング4位の安田隆行厩舎からレッドルゼルが、今年度5位、昨年度1位の矢作芳人厩舎からスマートセラヴィーが、今年度44位、昨年度7位の杉山晴紀厩舎からブルベアイリーデがエントリーしてきました。

 厩舎必勝パターンの予想バイブルは、過去3年の厩舎データをもとに「場所(競馬場)」「条件(クラス)」「ローテーション」「騎乗予定騎手」を踏まえた総合的な観点から全登録馬を評価し、その中から特に注目すべき馬を抽出。馬券検討を強力にサポートする画期的な予想ツールです。

 今回は、GIウイナーのアルクトスタイムフライヤー、前走のカペラSで2着となったレッドルゼルなどに人気が集まりそう。本稿では、アルクトスの評価および解説を公開します。

【注目馬評価】
■馬名:アルクトス
■調教師:栗田徹
■騎手:田辺
■間隔:中7週
■場所:◎
■条件:×
■ローテ:×
■騎手:◎

※評価基準
【◎】複勝率が一定の水準(33.3%)以上である。高く評価していい。
【▲】複勝率は一定の水準(33.3%)未満にとどまっているが、集計対象レース全体における当該調教師の複勝率は上回っている。人気薄の馬に限り、強調材料と見ていい。
【×】複勝率が一定の水準(33.3%)未満であり、なおかつ集計対象レース全体における当該調教師の複勝率も下回っている。評価を下げたい。

【注目馬解説】
栗田徹調教師は(平地)オープンのレースで複勝率18.2%、複勝回収値38円。この馬をはじめ、重賞戦線で健闘している馬もいないわけではないが、上級クラスでは基本的に信頼できない厩舎だ。昨年秋にGIの南部杯を勝ったものの、JRAのレースでは苦戦続き。今回も過信禁物と見るべきだろう。

記事本文では、「厩舎パターン式出馬表」として全登録馬の評価を公開中。また、上記以外にも3頭の注目馬解説を収録しました。「調教師&騎手別評価」も見逃せません! 出走全頭の厩舎必勝パターンは以下よりご覧いただけます。

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