31日に東京競馬場で行われる
根岸ステークス(4歳上・GIII・ダート1400m)について枠順・馬番別に検証していく。
過去10年、馬番別では最多となる4回の馬券絡みが5番と11番。3回で2番、6番、14番が続く。一度も馬券絡みを果たしていないのは10番、12番、16番。
参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。
1枠 1-1-3-14/19 複勝率26.3% 複勝回収率116%
2枠 1-1-0-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率46%
3枠 2-4-0-14/20 複勝率30.0% 複勝回収率52%
4枠 1-1-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率60%
5枠 1-2-0-17/20 複勝率15.0% 複勝回収率49%
6枠 2-0-2-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率93%
7枠 0-1-3-16/20 複勝率20.0% 複勝回収率100%
8枠 2-0-0-17/19 複勝率10.5% 複勝回収率21%
【4人気以下】
1枠 0-0-3-11/14 複勝率21.4% 複勝回収率133%
2枠 0-1-0-16/17 複勝率5.9% 複勝回収率44%
3枠 1-0-0-11/12 複勝率8.3% 複勝回収率25%
4枠 1-1-1-13/16 複勝率18.8% 複勝回収率65%
5枠 1-1-0-15/17 複勝率11.8% 複勝回収率50%
6枠 0-0-2-14/16 複勝率12.5% 複勝回収率83%
7枠 0-0-3-15/18 複勝率16.7% 複勝回収率102%
8枠 1-0-0-16/17 複勝率5.9% 複勝回収率15%
中枠の偶数番という、一般的に絶好枠と思われがちな10番と12番、砂を被らず追走できる16番から馬券絡みが出ていないという不思議な現象。一筋縄ではいかない印象だ。基本的にどの枠からも馬券に絡めており、好走率に大きな差は見られない。ただし、4番人気以下の馬に限定すると、うっすらと傾向がみえてくる。人気薄で勝ちきるのは内寄りの中枠で、それ以外での枠からは3着止まりというケースが多い。
4角1番手の馬が0-0-0-10、4角2番手の馬が0-1-0-10と差し決着がデ
フォルトの一戦で、1枠の恩恵は少なく、自在に進路を選択しやすい中枠にやや分があるということか。
なお、8枠から勝利を収めた16年
モーニン、18年
ノンコノユメはいずれも続く
フェブラリーSを制している。今年も8枠から勝ち馬が出た場合は
フェブラリーSでも注目して欲しい。