「新馬戦」(7日、東京)
先週は除外となった
ルタピヴォラン(牡3歳、
父マツリダゴッホ、美浦・菊川)が、満を持して初陣を迎える。
21年に入ってから、毎週のように美浦Wで3頭併せを敢行。同世代の3歳馬と熱のこもった調整を繰り返し、臨戦態勢を築いてきた。水曜の最終リハも、最後方から大きく先行した2頭を追走。直線は内に入って一杯に追われ、5F69秒3-40秒5-13秒4で併入に持ち込んだ。
菊川師は「動きは水準だけど、いい雰囲気を持ってますね。馬格もある(480キロ台)し、(ケイコを)やるごとに良くなっています。ちょっと楽しみにしているんですよ。実戦で飛ぶことを期待しています」と柔和な笑み。血統的には地味ながら、秘めた能力は間違いなさそうだ。
提供:デイリースポーツ